つーことで、次はAndroidプロジェクトの作り方と、エミュレータへのインストールの方法を書きます。それができないと、何のために環境構築したのかって話ですよ。
では、いきましょう。
一番左上のプロジェクト作成ボタンを押して、Androidプロジェクトを選択します。
Androidプロジェクト作成ダイアログが表示されます。
- プロジェクト名を入れます。ここではとりあえずSampleというプロジェクト名にしました。
- ワークスペース内に新規プロジェクト作成を選択します。
- ビルド・ターゲットを選択します。ここでは、2.1-update1を選択しました。
続きです。パッケージ名を入力します。
パッケージ名というのは、Javaのソースを置くフォルダの構造みたいなものです。1アプリにつき、1パッケージでユニークな存在でなければなりません。まったく違うアプリでも、既に同じパッケージ名のアプリがインストールされていたら、インストールできません。
命名ルールとしては、ドメインの逆みたいな感じです。
私の場合は、
com.okolabo.android.[アプリ名]
などにしています。
ドメイン持ってる人はドメイン使いましょう。絶対に他人のドメインは使わないように!
次へボタンがありますが、次はテストプロジェクト作成なので、無視して終了を押してください。
すると、Sampleというプロジェクトができました。中身はこんな感じです。
重要なのだけ説明すると、
- srcフォルダ・・・パッケージ名のフォルダがある。ソースを入れるところ。
- genフォルダ・・・Eclipseが自動生成するフォルダ。絶対にいじらないこと。
- assetsフォルダ・・・アプリで使うファイルを置くフォルダ。htmlとかを置いたりする。
- res・・・リソースフォルダ。レイアウトのxmlファイルなどはここにある。
- AndroidManifest.xml・・・アプリの設定ファイル。編集し忘れに注意。
では、早速作ったプロジェクトのアプリをエミュレータにインストールしてみましょう。実は、Androidプロジェクトは作られた時点でHello, world的なアプリが既にできています(Activityを作った場合)。
プロジェクトの上で右クリックして、実行を選択し、Androidアプリケーションを選びます。
すると、事前に作成しておいたエミュレータが起動します。エミュレータがない場合は作ってください。環境構築のところに書いています。
エミュレータが起動し終わったら、鍵マークをドラッグして右に引っ張ってロック解除します。
Hello World, SampleActivity!と表示されているはずです。
こうやって、エミュレータにアプリをインストールして動作を見ながら確認していきます。ちなみに実機がつながっていたら、実機で確認できます。エミュレータは起動に時間がかかるので、実機を持っている場合は実機のほうが便利です。
あと、エミュレータを閉じてしまうと、また起動に時間がかかるので、そのままにしておきましょう。次に実行を行ったら、そのまま起動しているエミュレータにアプリがインストールされるので、手間が省けます。
ただ、エミュレータとEclipseを起動していると、かなりメモリを食うので、開発端末が重たくなります。実機を持っている場合は、実機でやったほうがいいので、次回は実機に開発中のアプリをインストールする方法を解説します。
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